2018-11-02から1日間の記事一覧

2次方程式の解と複素数(1)2次方程式と複素数(その2)

佐藤の数学教科書「式と証明・複素数」編の勉強 第4講 2次方程式の解と複素数 【問】次の式を因数分解せよ。 x2+2x+2 この式は以下のように変形して解きます。 x2+2X+2 =x2+2X+1+1 =(x+1)2+1 《公式P2-Q2=(P-Q…

2次方程式の解と複素数(1)2次方程式と複素数

佐藤の数学教科書「式と証明・複素数」編の勉強 第4講 2次方程式の解と複素数 2次方程式が因数分解し切れない場合があるのを改善するため、複素数を導入して、全ての2次法廷式を因数分解できるようにする。 【問】次の式を因数分解せよ。 x2+1 この…

やさしい2次方程式の解の公式を2次関数のグラフから求める

二次方程式の解の公式を2次関数のグラフから求めます。 以下の2次方程式を解くことを考えます。 X2+BX+C=0 変形して、 (X+(B/2))2-(B/2)2+C=0 -(B/2)≡m -(B/2)2+C≡-D と定義したmとDを使って式を書き直…

二次関数のグラフ(放物線の焦点)

放物線の面白い性質を1つ書きます。 この話題は数学C(高校3年)で学びますが、数学ⅠA段階でも、以下の話は理解できるのではないかと思います。 y=x2のグラフは以下の放物線グラフです。 このグラフのA点(0,1/4)はこの放物線の焦点と呼ばれ…

2次関数のグラフの平行移動

第2講「2次関数とそのグラフ」(1) y=ax2のグラフと平行移動 y=x2のグラフは以下のグラフであらわされます。 y=ax2のグラフを考えるとき、 y=x2の形の式に変形してからグラフを考えます。 すなわち、 y=ax2のグラフは (y/a)…

2次方程式の解の公式の応用問題

やさしい解の公式は、以下の式です。 x2+2ax+b=0 を因数分解すると [x+a+√D][x+a-√D]=0 になる。ただし、D≡a2-b 【問1】 次の2次方程式を解の公式を利用して解け。 3x2-5x-1=0 x2-2・(5/6)x-(1/3…

二次方程式の解の公式のやさしい覚え方

a X 2 +bX+c=0 ① この解の公式を導く。 以下のように変形すれば、この式を因数分解して、解の公式を導くことができます。 a X 2 +bX+c=0 変形して以下の式を得る。 すなわち、上の様に定義した係数BとCを使った式②を得た。 X 2 +B…

高校数学について一言

「(佐藤の)数学教科書[三角比・平面図形編]」(東進ブックス)の学習 高校数学は、中学とはうって変わって急に教わる項目が増えるので、 ついていくのがやっとだと思います。 これは大問題だとおもいます。 その大変な高校数学をなんとかこなして得意に…

やさしい円周角の定理の覚え方

第6講「円の性質」(1)円周角(1/2) 「(佐藤の)数学教科書[三角比・平面図形編]」(東進ブックス)の学習 先ず、中学で習った円周角の性質を復習します。 (接弦定理のおぼえ方) 以下の図のように弦ATについて完成させた(対称な形に完成)図…

微妙な合同の条件

三角形の合同の条件は、中学で以下の3つを教わったと思います。 三辺が等しい場合 二角とその間の辺が等しい場合 二辺とその間の角度が等しい場合 【合同の条件(微妙なもの)】以下で、合同の条件で微妙なものを考えます。 2つの三角形ABCと三角形DE…

やさしいピタゴラスの定理(三平方の定理)の証明

(証明のポイント) ピタゴラスの定理の証明は、つぎの(斜辺が1の)直角三角形で、 (d×d)+(e×e)=1 を証明すれば十分な証明になります。 そのため、斜辺の長さが1の直角三角形を、斜辺に垂直な線(点線)で2つに分けると簡単に証明できる。 2…

中学数学の目次

中学数学の全般については、 中学から数学だいすき!のサイトと、 最新の高校入試問題の解説のサイトが参考になると思います。 以下では、中学数学の一部の、このサイトのオリジナルな説明のみの一覧を書きます。 数学が得意になる考え方 数学の力とは 子供…