三角形の面積を外接円の半径を使って求める

第4講「図形の計量」(3)空間図形への応用

「(佐藤の)数学教科書[三角比・平面図形編]」(東進ブックス)の学習


【問43】⊿ABCの3辺をa,b,c,面積をS,・・・外接円の半径をRとすると、次の関係が成立することを示しなさい。

(式1) S=(abc)/(4R)

 

【解答1】

(解答おわり)

この問題は、上の式のように、正弦定理を使って計算できます。

この結果の答えが面白いのでおぼえておいても良いですが、

答えをおぼえるよりは、この解き方の方がおぼえやすいと思います。

 

【解答2】

上図の三角形の頂点Aの辺BC上の高さをhとする。

すると、相似な図形を利用して以下の関係が導ける。

(式2) h/c=b/(2R)

また、三角形の面積Sは以下の式であらわせる。

(式3) 2S=ah

式3に式2を代入してhを消去する。

2S=abc/(2R)

S=abc/(4R)

(解答おわり)


リンク:

三角形の面積(二辺侠角)

三角形の面積と内接円の半径

三角形の面積を三辺から求める公式

リンク:正弦定理

sinθとcosθの連立方程式で式からθを除去する方法

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