2018-11-13から1日間の記事一覧

三角関数の2乗の差の公式

三角関数の2乗の差の公式は、 「単位ベクトルの要素の2乗の差の公式」 と同じものです。 【問1】以下の公式を証明せよ 【問2】以下の公式を証明せよ これらの問題の解答は、ここをクリックした先にあります。 式の変形の過程で以上の形の式が出てきたら…

三角関数の合成の公式

【三角関数の合成の公式】 すなわち、以下の式: の変形の公式は、加法定理の一種です。 この式の係数: とあらわせます。 そして、式1は以下の式に変形できます。 この式はsinの加法定理であるので、以下の式になります。 このように、a・sinθ+b…

2倍角と半角の公式 練習問題(1)難問

【難問】三角形ABCにおいて、 cosAcosBcosC≦(1/8) (式1) を証明せよ。そして、△ABCが正三角形のときのみに等号が成り立つことを示せ。 (予備知識) 加法定理(2倍角と半角の公式)を学んだ後の問題解答のポイントは、加法定理そ…

2倍角と半角の公式

佐藤の数学教科書「三角関数」編の勉強 2倍角の公式は、加法定理の2つの角度が等しい場合の公式です。 sin(α+β)=sinαcosβ+cosαsinβ α=βの場合は sin(α+α)=sinαcosα+cosαsinα sin(2α)=2sinαcosα こ…

加法定理(等式の証明(4))正弦定理と余弦定理

佐藤の数学教科書「三角関数」編の勉強 【蛇足問題】∠Aと∠Bと∠Cの間に、 ∠A+∠B+∠C=π (式1) の関係があり、 ある長さa,b,c,dとの間に、 sinA/a=sinB/b=sinC/c=1/d (式2) の関係が成り立つ時、 b2+c2-a…

加法定理の練習問題6

佐藤の数学教科書「三角関数」編の勉強 【問1】下図のように、3つの平行線の上にそれぞれ点A,B,Cをとる正三角形△ABCがあり、点Bを置いた平行線と線分ACの交点をDとする。 図のように平行線の間の距離をそれぞれp,qとし、△ABCの一辺の長…

加法定理の練習問題5

佐藤の数学教科書「三角関数」編の勉強 【問1】下図のような図形ABCDにおいて、∠B=90°、AB=3、BC=4、CD=6、DA=7とする。 ABの延長線とDCの延長線の交点をPとするとき、線分PCの長さを求めよ。 【解答の方針】 下図のように…