方べきの定理の証明

第6講「円の性質」(1)円周角(2/2) 「(佐藤の)数学教科書[三角比・平面図形編]」(東進ブックス)の学習


【定理15】円の弦ABの延長と円周上の点Tにおける接線が点Pで交わるとき、次のことが成り立つ。

PA・PB=PT

(これを「方べきの定理」と呼ぶ)

【証明】

上図のように書くと、

接弦定理により〇=∠PTA=∠PBT

∠Pは共通だから、

2角相当で、

△PAT∽△PTB


したがって、

PA/PT=PT/PB

すなわち、

PA・PB=PT

(証明おわり)


リンク:

方べきの定理(の逆)の応用問題1

円の性質

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